白寿とは
白寿は99歳の長寿祝いで、「百」の字から一画目の「一」を取ると「白」になる、つまり百から一を引くと九十九になることから名付けられ、読み方は「はくじゅ」、お祝いの色は白とされることが多いです。
2026年に白寿を迎えるのは、満年齢なら1927年(昭和2年)生まれ、数え年なら1928年(昭和3年)生まれの人です。翌年の100歳は百寿と呼ばれ、国から内閣総理大臣のお祝い状と記念の銀杯が贈られます。
白寿は何歳か
白寿は99歳のお祝いです。数え年で祝う家では満98歳になる年に、満年齢で祝う家では99歳の誕生日を迎える年に祝います。百歳を目前にした節目で、家族にとっては、百寿に向けて一年を大切に過ごす始まりの祝いでもあります。
白寿の翌年が百寿にあたるため、二つの祝いの準備をまとめて考える家もあります。何年に迎えるかは長寿祝いの早見表と計算で確かめられます。
白寿の由来と色
白寿の名前は、漢字の引き算から生まれました。「百」の最初の横画を取り除くと「白」が残り、百ひく一で九十九を表します。辞書の用例には、「白寿って、九十九じゃねえのか。百には一本足りねえもの」という小説の一節も引かれていて、この見立てが広く知られていたことがわかります。
お祝いの色は、名前の「白」にちなんで白とされます。白い花や、白を基調にした肌掛け、白い器などを贈る家があります。ほかの長寿祝いと同じく、色は慣習で、決まりではありません。
白寿の祝い方
99歳のお祝いは、本人の生活のリズムを崩さないことを第一にします。施設で暮らしている場合は、施設に相談して、面会の時間に家族が集まり、花やカードを渡して記念写真を撮る形がよく選ばれます。自宅で暮らしている人なら、昼食の時間に合わせて家族が訪ね、好物を少しずつ囲むと、疲れすぎずに祝えます。
贈り物は、白い花や、名前と「白寿」の文字を入れた写真立て、家族の寄せ書きなど、見て楽しめるものが喜ばれます。お祝いの金額と袋の書き方は長寿祝いの封筒の書き方と相場で確かめてください。
白寿のメッセージ
白寿のメッセージは、大きな字で短く書くと読みやすくなります。下のメーカーでは、はがきの大きさを選ぶと、文面が収まる範囲でできるだけ大きな文字のカードを印刷できます。
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百寿から先の長寿祝い
100歳の祝いは、百科事典では「百祝い」と書かれ、一般には百寿(ひゃくじゅ、ももじゅ)や紀寿と呼ばれます。国は、その年度のうちに100歳を迎える人で、9月15日の老人の日に存命の人に、内閣総理大臣のお祝い状と銀杯を贈っています。厚生労働省によると、この贈呈は1963年(昭和38年)に始まり、2025年度の対象者は52,310人でした。お祝い状と銀杯は、老人の日以降に都道府県や市を通じて届けられます。
100歳より先にも、辞書に載っている呼び名があります。108歳の茶寿は、「茶」の字を十・十・八十八に分けると合わせて百八になることから、111歳の皇寿は、「皇」の字を「白」(九十九)と「王」(十と二)に分けると百十一になることから付けられました。
| 呼び名 | 読み | 年齢 | 名前の由来 | 載っている辞書 |
|---|---|---|---|---|
| 百寿 | ひゃくじゅ | 100歳 | 100歳を迎えたお祝いで、辞書では「百祝い」とも書かれます | 日本大百科全書 |
| 茶寿 | ちゃじゅ | 108歳 | 「茶」の字が十・十・八十八に分けられることから | デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典 |
| 皇寿 | こうじゅ | 111歳 | 「皇」の字が「白」(九十九)と「王」(十二)に分けられることから | デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典 |
120歳を、還暦が二度めぐる「大還暦」と呼ぶこともありますが、この呼び名は辞書には見当たりませんでした。
よくある質問
- 白寿と百寿は両方祝いますか。
- どちらも祝う家が多いです。白寿は家族で、百寿は親戚や地域の人も招いて少し大きく祝うなど、規模を変える家もあります。
- 100歳のお祝い状は申し込みが必要ですか。
- 厚生労働省の発表では、お祝い状と銀杯は都道府県や市を通じて対象者に届けられるとされています。申し込みが必要かどうかは発表に書かれていないため、住んでいる市区町村に確かめてください。
- 白寿の読み方は。
- 「はくじゅ」と読みます。
出典・確認日
白寿の由来:デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典(コトバンク「白寿」)(2026年10月24日確認)。
百寿から先の呼び名:日本大百科全書(コトバンク「年祝い」)、デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典(コトバンク「茶寿」)、デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典(コトバンク「皇寿」)(2026年10月24日確認)。百寿・紀寿という呼び名と大還暦は、辞書では確かめられなかった一般的な呼び方です。
100歳のお祝い状と銀杯:厚生労働省 報道発表「百歳高齢者表彰の対象者は52,310人」(2025年9月12日)(2026年10月24日確認)。
数え年と満年齢:デジタル大辞泉・世界大百科事典(コトバンク「数え年」)、世界大百科事典(コトバンク「賀寿」の「年祝」の項)、浜松市「敬老祝金」(2026年4月1日更新)(2026年10月24日確認)。自治体の敬老の贈り物の対象年齢は自治体ごとに違います。
お祝いの色:贈答品の販売店による長寿祝いの解説(1)、贈答品の販売店による長寿祝いの解説(2)(2026年10月24日確認)。色は辞書に書かれていない慣習で、同じ解説の中でも書き方が分かれています。
長寿祝いで避けたいとされる言葉:長寿祝いのメッセージの解説、介護施設向けの100歳のお祝いの文例(2026年10月24日確認)。慣習として紹介されているもので、決まりではありません。文例とメッセージメーカーの文面はこのサイトで書いたものです。